ごあいさつ

 

ひと昔前は自らの価値観を全面に押し出すことが難しく、画一化が求められた世の中でした。

しかし、今や人々の価値観は大きく変わり、多様化が重視され、【自らの価値観を自らで決められる】世の中となりました。

 

また、近年の目覚ましいテクノロジーの進歩は多様化を加速させるだけでなく、産業構造にも大きな変革をもたらそうとしています。近い将来、日本の労働人口の約49%が従事している職業が、AIに代替される可能性があるとの推計もあります。

 

これからの世の中は間違いなく今まで以上に「自ら考える力」「伝える力」「社会性」といったAIにはない人間特有の能力が重要となります。

 

子どもたちには【自らの価値観を自ら決め、自らの未来を自ら創ってもらいたい】と願っています。

 

そんな願いを持つ私たちが目指す保育を盆栽に例えるならば、枝を切り落とし、針金を巻き付け意図的に作り上げた形を美しいと思いません。

子どもの成長の根源である「興味」は、草花で例えると太陽です。

その時々の自らの太陽に向かって枝を伸ばす姿を美しいと考えられる園でありたいと考えています。

 

まずは私たち自身が常に「考え」、日々研鑽し、子どもたちが【自らの価値観】を作る基礎となる「自ら考える力」「伝える力」「社会性の基礎」を育める保育を提供することで、子どもの未来と地域社会に貢献して参ります。

 

 

株式会社フラップフラップ 代表取締役 杉山 直樹


子どもの権利条約を知っていますか?

 

子どもの権利条例は、世界中すべての子どもがもつ人権(権利)を定めた条約(国家間合意)です。

 

子どもの権利条約は、子ども(18歳未満の人)が守られる対象であるだけでなく、権利をもつ主体であることを明確にしました。子どもが大人と同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認めるとともに、成長の過程にあって保護や配慮が必要な、子どもならではの権利も定めています。

生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界のどこで生まれても子どもたちがもっている様々な権利が定められた、この条約が採択されてから、世界中で、多くの子どもたちの状況の改善につながってきました。

 

子どもの権利条約は、1989年に国連総会において採択され、現在の締約国・地域の数は196です。日本は国連の採択から遅れること約4年後に158番目に批准しましたが、遅れた理由として次の事項があげられていました。(202255日の東京新聞TOKYOWeb

・日本では、子どもの権利への反発は一部で根強く「学級崩壊などに直面した教育現場で『子どもたちに権利を教えたら、学校は大変なことになる』という懸念があった

・栄養失調になったり、路上で生活したりする子が多い発展途上国の問題で「日本で条約は必要ない」と受け止められた

 

いずれにせよ日本は「子どもの権利」に関し意識は低く、批准後も国連から四度の是正勧告を受けているという新聞やテレビでは報道されていない事実があります。

 

人間は日常の環境や習慣になれ、それが当たり前だと感じることが多い傾向にあります。

 

例えば、いずれ子どもたちは辛く苦しい社会に出る為、事前にそういった環境に耐えられる力をつけさせるという考えが存在することは知っています。しかし、私たちが特に育みたいのは、辛い環境下でも「耐えられる力」ではなく、そういった環境そのものを「変える力」です。

 

私たちは十分に子どもの権利を守っているつもりであっても、国際レベルでは不十分である可能性を否定することは危険であると考えています。「耐えられる力」をつけることだけが子どもの為であるという誤解が日本における「子どもの権利」意識の低さの現れの一つではないかと考えています。

 

現在政府も子ども家庭庁を設立し「子どもの権利」を守ることに力をいれています。私たち保育園も日々の保育を通じ、保護者を含めた園関係者全員で「子どもの権利」に対する意識を高めていきたいと思います。


保育理念


私たちFLAP保育園が大切にしていること

私たちフラップフラップの保育に対する考え方が伝わるようなブログ等を集めました(順次追加中)


【環境設定】[フラップ北坂戸末広保育園]2024年 9月26日
 「遊びをじっくり堪能しよう!遊びに向き合って大改造♪~フラップ北坂戸末広編~」

【行事に対する考え方】[フラップ坂戸保育園及びフラップ坂戸三光保育園]

 「FLAPスポーツフェス実施の趣旨」


運営会社概要

 

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